こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
不動産相続にはトラブルが付き物・・・リアルサービスで実際にご相談いただいたケースをご紹介する「リアルのりある。」をシリーズ連載でお届けします。
不動産相続のお悩みの参考にしてくださいね。
土地を相続することは、一概に良いことばかりとは言えません。
トラブルとなり、解決しなかった土地売買の話からしか学べないこともあります。
今回は、そういった「難題」を抱える土地のお話です。
実際に相談を担当した代表・堤に聞いてきました!
Q.今回のトラブルは「お子さんが相続された土地」についての相談ですね
【堤】そうなんです。親から受け継いだ土地が、子供にとって負担となるケースが近年増えてきていまして。
数年前にご相談を受けた案件では、親から譲り受けた広大な土地を数十年にわたって放置したために、木が茂って森となり、スズメバチの温床となっていたものがありました。
このエリアは人口の減少が著しいこともあり、森となった土地に買い手がつくはずもありません。
土地の広さは1600坪。更地にするだけで2000万円かかる状態でした。売る方としては、売却できるのか分からないまま大金を使うのは、正直、辛いところです。
Q.管理も大変な負担になりますし、「手放す」か「維持」か、悩ましいところですね・・・
【堤】まさにお客様もそこで悩まれ、長年手付かずの状態でした。そこに太陽光発電のブームが来て、「今なら坪単価10000円で売れる」というタイミングがありました。それならマイナス400万円で手放すことができますよね。
もちろん私どもは売却をお勧めしました。
しかし……、どうしても決心がつかず、話は流れてしまったんです。
結果として、今でも毎年40万円の固定資産税を払い続けていらっしゃいます。スズメバチが大量に発生しているため、近隣からの苦情もあるようです。
残念ですが、今後、この土地が坪10000円で売れる機会はそうそうないでしょう。
いや、実はもう10年早く決心していれば、坪20000円で売れるチャンスがあったのですが・・・。
皆様は、このケースをどうお考えになりますか?
Q.土地を持っていると、どうしても「少しでも高く売りたい!」という気持ちになってしまいますよね
【堤】確かに、先入観として、土地を売る=多少のプラス(資金)が手元に残る、というイメージをお持ちの方は少なくありません。
しかし、負の遺産となる土地があることも確かです。それを子供に受け継がせるデメリットを軽く見ると、のちのちの後悔につながります。
土地を売る時期の見極めは、さすがにプロでなければ難しいもの。相続した土地が負担にを感じるようになったら、早めに信頼できる不動産会社に相談されることをお勧めします!
なるほど、土地の価格は環境や情勢によって大きく変わるため、すぐに売却は考えていなくても、早めに経験豊富なプロに相談することが大事なんですね。
今回の相続トラブルケース、いかがでしたか?
不動産相続に関して、少しでも気になられる方はお気軽にご相談ください。
こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
本日は、良い不動産会社の見極めポイントについて、お話をさせていただきます。
不動産は、お客様の一生を守る大切な資産です。その資産をお預かりするのですから、不動産会社は誠実でなければなりません。
お客様のために走り回ってくれて、「この人なら預けても良い」と思える担当者に出会えるまで、妥協せずに話をしてみると良いでしょう。
人間性は、小さなところからも滲み出るものです。目を見て話すだけでも、話しやすい相手かどうか、信頼できそうかなど、何か感じるものがあるはす。
物件の売買も、人と人との付き合いであることは変わりありません。相性が合うと感じる担当者なら、率直な意見も交わしやすくなるでしょう。
人柄を見抜くのは難しいと感じるなら、担当者がどんな資格を持っているのかを尋ねてみてください。
仕事に真面目な人なら、必ず、努力した成果を身につけています。
例えば当社なら、売買に関する机上の知識だけで物件を動かしてしまうことがないように、営業を担当する社員全員が「宅地建物取引士」の資格を取得しています。
また、不動産相続や、売却に伴うライフプランのご相談にも乗れるよう、堤社長を含む2名がファイナンシャルプランナーの資格を所持。相続や税に関するご相談もお受けしております。
こういった勉強を常日頃からしているかどうかも、不動産を扱う社員には大切なことです。
不動産会社をお探しの際は、「人」を見るつもりで、じっくりとお話をしてみられてくださいね。