こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
大事な不動産を売却するとき、何よりも気になるのが「査定価格」ですね。
本日は、価格の決め方についてご説明しましょう。
意外に思われるかもしれませんが、査定を行う際のチェック項目は、一律で定められたものがありません。それぞれの会社で、独自に作成しています。
査定結果にそこまで大きなズレが発生するわけではありませんが、依頼した会社によって査定額が異なるのは、チェックする項目の違いも多少影響します。
また、査定額は絶対ではありませんが、相場感を無視したものはさすがに有効とは言えません。
不動産の価格は、売却物件の大きさや年数だけでなく、さまざまな条件を考慮して決めなければなりませんので、情報収集能力に長けた不動産会社に依頼すると良いでしょう。
当社の価格査定は、かなり細かい点までチェックして提示します。
土地の状況、建物の状況、周辺で似た物件が売買された場合の価格との比較など、多くの情報を集めたうえで総合的に判断し、現実的に売れる価格を最初にご提示させていただきます。
現実的に売れる価格とは、周辺環境の市場の変動を踏まえて算出した適正な価格のこと。
常識的な価格から離れすぎると買い手がつきづらいので注意が必要です。そうならないために、常に動向をチェックし、近隣の類似物件の動きを確認するのです。
もちろん、お客様のご希望額がおありの場合は、早く売却したいのか、時間的な余裕があるのかなど含めてヒアリングさせていただき、ご納得いただける内容でお話を進めさせていただきますのでご安心ください。
こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
不動産相続にはトラブルが付き物・・・リアルサービスで実際にご相談いただいたケースをご紹介する「リアルのりある。」をシリーズ連載でお届けします。
不動産相続のお悩みの参考にしてくださいね。
土地を相続することは、一概に良いことばかりとは言えません。
トラブルとなり、解決しなかった土地売買の話からしか学べないこともあります。
今回は、そういった「難題」を抱える土地のお話です。
実際に相談を担当した代表・堤に聞いてきました!
Q.今回のトラブルは「お子さんが相続された土地」についての相談ですね
【堤】そうなんです。親から受け継いだ土地が、子供にとって負担となるケースが近年増えてきていまして。
数年前にご相談を受けた案件では、親から譲り受けた広大な土地を数十年にわたって放置したために、木が茂って森となり、スズメバチの温床となっていたものがありました。
このエリアは人口の減少が著しいこともあり、森となった土地に買い手がつくはずもありません。
土地の広さは1600坪。更地にするだけで2000万円かかる状態でした。売る方としては、売却できるのか分からないまま大金を使うのは、正直、辛いところです。
Q.管理も大変な負担になりますし、「手放す」か「維持」か、悩ましいところですね・・・
【堤】まさにお客様もそこで悩まれ、長年手付かずの状態でした。そこに太陽光発電のブームが来て、「今なら坪単価10000円で売れる」というタイミングがありました。それならマイナス400万円で手放すことができますよね。
もちろん私どもは売却をお勧めしました。
しかし……、どうしても決心がつかず、話は流れてしまったんです。
結果として、今でも毎年40万円の固定資産税を払い続けていらっしゃいます。スズメバチが大量に発生しているため、近隣からの苦情もあるようです。
残念ですが、今後、この土地が坪10000円で売れる機会はそうそうないでしょう。
いや、実はもう10年早く決心していれば、坪20000円で売れるチャンスがあったのですが・・・。
皆様は、このケースをどうお考えになりますか?
Q.土地を持っていると、どうしても「少しでも高く売りたい!」という気持ちになってしまいますよね
【堤】確かに、先入観として、土地を売る=多少のプラス(資金)が手元に残る、というイメージをお持ちの方は少なくありません。
しかし、負の遺産となる土地があることも確かです。それを子供に受け継がせるデメリットを軽く見ると、のちのちの後悔につながります。
土地を売る時期の見極めは、さすがにプロでなければ難しいもの。相続した土地が負担にを感じるようになったら、早めに信頼できる不動産会社に相談されることをお勧めします!
なるほど、土地の価格は環境や情勢によって大きく変わるため、すぐに売却は考えていなくても、早めに経験豊富なプロに相談することが大事なんですね。
今回の相続トラブルケース、いかがでしたか?
不動産相続に関して、少しでも気になられる方はお気軽にご相談ください。